白鴎-HAKUOU

疎狂にして塵俗を厭い、且く去って山河を看る 白鴎は世態を知るか、飄蕩として風波に任す
独り善がりの人間だから、俗世間を嫌い、人目を避けて山河を歩く。江差の白い鴎は、運命に逆らうことなく、すべてを風波に任せて飛びまわっているようだ。鴎島に象徴されるように、白鴎は江差の代名詞だ。詩題は『鴎問』。